2012年12月23日日曜日

イヴイヴ。

クリスマスですね。そして寒いですね~。

今日はユニクロのヒートテックで身を固めまして、やっぱり着物で着物屋さんへ。
着物の下着は、ちゃんと肌襦袢というものが存在しているんですが、私は持っていません。冬は綿素材の洋服用の半そで下着か、ヒートテックの長袖を着てしまいます。で、下はヒートテックレギンスに、発熱素材の足袋インナー+別珍足袋。着物の足元は恐ろしく無防備なので、去年は、これにレッグウォーマーまで付けてましたが、今年はまだ、そこまで必要ないみたいです。

今日は彩臈紙染めの太田先生がいらっしゃってました。
とても綺麗な染物をたくさん見れます。帯もいろんな素材、生地、染めのものがあって、面白がっていろいろ漁ってしまいました。紬地に型染めの小紋が可愛くてよかったです。羽織にして着付けてもらったのですが、渋可愛い~。同じ柄の襦袢が欲しいとか、いろいろ言いました。「高ぅなるよ~(笑)」とのことでしたけど。色を使えば使うほど、長襦袢地は、手間がかかって、お値段も張りますからね~。
付けてもらいはしなかったけど、可愛い織りの名古屋帯がありました。柄が、ハクション大魔王のアクビちゃんだったり、ヤッターマンのヤッターワン(だったっけ?)だったり・・・。コレが可愛いかった!お金あったら、ちょっとほしいなぁ~って(笑)レトロなアニメーションは、絵柄が結構好きなので、惹かれてしまいました。

本日はこんな感じでした。
















古代大島紬に葦帯。
古代大島は、今の大島紬とは違って、サラッとした生地感ではなくてフシの目立つ、ざらりとした風合いになっています。その風合いと色、それに立涌に花という絣模様も気に入って、長いこと迷った挙句に買ってしまいました。結構お店の良い場所に飾ってあった気がするのですが、ずっと売れずに残っていてくれたのも、縁だと思って(笑)固めの生地でしたが、だいぶ柔らかくなってきたような。着心地は大島ならではの軽さがあって、とても良いです。
葦帯は、プロフィール写真でも締めてますが、琵琶湖の葦を使っていて、織自体とても大変そうなのに、そこに螺鈿も入っていて、工芸美術の域に達してしまっている帯です。青木先生がもっていらしていたもので、掛けられているのを見て、一目惚れしてしまいました。葦帯はお父様が手がけたものになるそうです。とにかく、織に込められた職人技が凄すぎます。締めるのは、もったいないと思いつつも、そのために買わせていただいたのだから!、とよく締めてます。小物合わせをしてるときにも、眺めて「かわいい~」と、デレ~っとなってしまいます(病気)。
クリスマスなので、深緑と臙脂で、それっぽくしてみたり。





<foodmoodその後>
クッキーボックスに入っていた黒ごまスティックを食べて、
自分の作ったのもそれなりに美味しいけれど、なんでしょう、
本物は圧倒的に美味しかったです(笑)
あんなに軽くて、さくさくで、黒ごまと粉の香りがあって、甘みもやさしくて。
頑張って作り続ければ、あんなふうなおやつが作れるようになるのかなぁと、
憧れを強くしました。
なかしまさんの本のレビューを見ていると、「クッキーが堅かった」とか、
「味がいまいちだった」とか書いていらっしゃる方を見かけますが、
1回本物食ってみろーーー!(笑)
自分が作ったものは、自分の味です。あなたの手が作るものが、その味なのです。レシピに書いてあることだけが全てじゃないよ。毎日おやつを作る、この手が、知恵と工夫で、あのおいし~いおやつを作り上げているのです。



2012年12月15日土曜日

Light歌舞伎。

今日は、伝統歌舞伎保存会・研修発表会に行ってきました。場所は国立劇場。

国立劇場では、今12月歌舞伎で『鬼一法眼三略巻』が掛かっているのですが、その同じ演目の一幕だけを、若手の役者さんが演じるのが研修発表会。若手を育てるための、場所ですので、全席自由でお値段もお手ごろです。
歌舞伎は興味あるのですが、なかなか手が出ずにいて、唯一蜷川演出の『十二夜』(原作はシェイクスピアですね)を観たことがあるくらい。着物がご縁で知り合った方に誘っていただけたので、これは良い機会と観に行くことに。

パンフレットにあらすじが書いてあるので、読んでおくと、話についていけないなんてことはないですし、読んでいなくても言葉の端々が聞き取れるだけで、流れが分かるものなんだなぁと。現代劇を観に行く機会が多いので、役柄の要や難しさも少しわかるようになってきたみたいです。今回若手さんの舞台をみて、中村吉右衛門さんの大蔵卿をみてみたくなりました。
公演の前に、指導した役者さんのごあいさつがあって、「若手衆の演技をどうぞ温かく見守ってください」というような言葉があったのですが、見栄や見せ場でちゃんと声が掛かったり、拍手があったりして、本当にお客さんが「温かい」感じがしました。これから歌舞伎を見る機会を増やしたいな、と思わせてくれる、私にとっては、とてもいい舞台でした。

その後、着物好きばかりでの食事も面白かった(笑)良いご縁もいただけました。
小雨が降る、あいにくのお天気でしたが、張りのある紬は何となく水に強そうなので、こんな格好でいってきました。
















上田紬に古布のきりばめ帯。色味が落ち着いているので、かなり渋めだったかも。
歌舞伎は、今は伝統芸能なので、席によってはちょっとおめかしして行くものらしいのですが、今日は発表会ですので、普段着でも大丈夫そうでした。足袋も、白足袋ではなく、臙脂の別珍を履いていきました。寒い冬の時期は、別珍に発熱素材の足袋インナーを重ねて履いていて、足元の心許無さはかなり解消されました。
小雨だったので、雨コート着ようと思ったのですが、お出かけ前に探しきれずに、羽織で出かけてしまいました・・・どこに仕舞ったのかしら・・・。

2012年12月12日水曜日

リンゴの木の下で~♪

お休みいただいて、舞台を観に行ってきました~。

夜の公演の前に、まずは、国立へ。
何をしにいったかというと、最近クッキー作りにはまってしまっている原因を作った(いや、原因はほぼ日が作ったのか)、料理家・なかしましほさんのお店フードムードのクッキーボックスを買いに!
この時期毎年信州の友人からリンゴをいただくのですが、そのお返しに、できるだけ“お取り寄せできない”ものを選んで贈っていて、今年はフードムードに。もちろん自分用にも一つ購入。













20センチ角くらいの箱に、6種類の焼き菓子がぎっしり。いつも自分で作っている黒ごまスティックも入っているので、本物がどんな味なのかドキドキワクワクしてます。オニオンクラッカーは、さっそく夜にいただきました。たまねぎの美味しさがギュッと詰まっていて、食べているとしみじみ美味しくて幸せを感じるようなお菓子です。
今日の美味しい幸せは、お昼にもありました。なかなか行くことのない中央線沿線でしたので、気になっていたお店でご飯をすることに。西荻窪の夢飯(ムーハン)。海南チキンライスを、トッピングにザーサイ入り玉子焼きをのっけてもらっていただきました♪これが、ご飯と蒸し鳥ももちろん美味しいのだけど、一緒についてくるキャベツ入りのチキンスープがとっても美味しかった。よく出汁の効いたスープって、なんであんなにじんわりと美味しいんでしょう。


たくさん食べた後には、楽しみにしていた舞台『ア・ラ・カルト2~役者と音楽家のいるレストラン~』を観に、青山円形劇場へ。
12月になると上演される、お芝居あり、音楽あり、ショータイムありの贅沢な舞台です。6、7年ほど前、役者の白井晃さん観たさにいったのですが、お芝居だけでも充分ステキなのに、バイオリンの中西俊博さんの生演奏も聴けてしまう!良い役者さんがいて、良い物語があって、良い音楽があって・・・と、贅沢三昧の舞台にすっかりはまってしまったのでした。
舞台がリニューアルされて、『ア・ラ・カルト2』になり、高泉さん以外の役者さんは変わってしまいましたが、相変わらずの贅沢さと楽しさ。それに加えて、去年から、大好きな落語家、春風亭昇太さんが日替わりゲストでいらっしゃるとあっては、観に行かないわけにはいきません。
・・・とはいえ、今年は池田鉄洋さんもゲストで出演される日があって、正直迷いました~(笑)でもやっぱり、高座とは違う表情の昇太さんが見たくて、今年も昇太さんの日になりました。
去年はゲスト初日に観に行って、アラカルト恒例のアドリブドッキリ台本にドギマギなさっている昇太さんを観れましたが、今年はもう慣れたものでしたね~。どんなところに行っても、なんだかくつろいだ猫のように振舞えてしまうのが昇太師匠のすごいな、素敵だなと思うところです。歌にトロンボーンも、去年と同じように。タイトルにした「リンゴの木の下で」を歌ってくださいました。

今日はクリスマスの舞台でしたので、ちょっと華やかに、明るめに。
















漢方染めの小紋に、博多帯にしました。
白の紬地に、植物柄が染めてあるんですが、オレンジやブルーのグラデーションの飛び柄は、ちょっとクリスマスのイルミネーションをイメージさせます。博多帯は、ひんやりした色使いなので、冬の華やかさには合うかなぁと。帯揚げで、少し温かい色味を。
・・・お隣にいらした方が、真っ赤なニットワンピースだったので、他から見たらおめでたい感じの並びだったかもしれません(笑)

2012年12月8日土曜日

京風、もとい強風のなか。

今日は天気はよかったけれど、風が強かったですね~。
こんな日は、裾がはためいて大変なことになるな~と、着物でお出かけするのに躊躇するところですが、幸いなことに、もう冬で寒いので、コートで裾を押さえられるから、どうにかなるだろう!と楽観して、今日もやっぱり着物でした~。夏の強風は、本当に困ります。雨コートとか、あるんですが、なんせ暑い・・・。

今日はバンカンさんの催事。西陣の青木先生再々来湘~♪お店の6周年にふさわしいんじゃないでしょうか。やっぱり先生の緞子はいいな~いつか着られるといいな~と、今日もたっぷり触ってきました(笑)
というわけで、着物と帯は、もちろん先生のものを。

















着物は紬ちりめん、帯は家紋柄の袋帯です。
この着物は、初めて青木先生にご縁いただいた着物です。触り心地の良さに魅了されてしまったのでした。
表情の違う織の縞に、黒い紬糸が縦に渡っていて、私は個人的に“縦紬”と呼んでいます(笑)縦にぜんまい糸を通したものを“縦ぜんまい”というんですが、縦糸は、糸を長く取らなければなりませんから大変なのだそうで、敬意をこめて”縦紬”。節のある太さの違う糸が縦に通っていて、すっきりしていながら独特の表情になっています。織地がとても柔らかいので、きれいな落ち感も楽しめます。たくさん着ているので、八掛と表地の吊りが合わなくなってきてしまっていて、本当は仕立て直さなくちゃならないんですが・・・ら、来シーズンできるかな~。ま、合ってなくても好きなので着ていますけれど。
家紋柄の帯は、引き締まるし、柄も面白いですね。某ブランドのモノグラムみたいな面白さ。黒地の帯は色を差す楽しさもありますね。


<白とブルーグリーンの>

作りたいと思っていた、三國万里子さんの「白と黒の星のミトン」。
毛糸を買いに行ったら、このブルーグリーンの色が綺麗で、黒を変更してしまいました。
好きな色で作れるのも、手編みのいいところ。下のほう、本当は綺麗にジグザグになるんですが、くしゃっとなっているので、アイロン当てて落ち着けようと思います。

ミトンは初めてで、3号針なんて細い針も初めてで(指定は2号針だったのですが、売っていなかったので、3号針になりました)、こんなに細かく模様編みをするのも初めてでした。作れるもんだなぁ~。楽しく作れたし、出来上がると凄く嬉しい。そして、網目がちょっとでこぼこでも、ほつれてるとこがあったり、つってたりしても、いとおしく可愛い。


次は・・・大物、編んでみたいな~。






三國万里子『編みものワードローブ』