日本民藝館で開催中の『カンタと刺し子』展へ行ってきました。
日本民藝館は、建物も素敵なので、機会があれば一度行ってみたいと思っていたのですが、
9月から始まった展示が、インドのカンタ刺繍と、東北の刺し子とあれば、コレは見に行かなくちゃ!と。手仕事大好きなので、刺繍や刺し子にはめっぽう弱いのです。
一所で、一緒に見てみると、カンタ刺繍と刺し子は、同じ手仕事でありながら、なんと違う雰囲気をもっていることか。
どちらも生活や、儀礼に密着していますから、非常に情緒的ではあるんですが、カンタは自由な、ともすればユルイと表現したくなるような解放的な刺繍。対して、刺し子は整然とした幾何学模様が並んで、まるで機械のように正確な針運び。
対照的でありながら、どちらの刺繍もとっても"人間らしい"想いが感じられて好きでした。その仕事量には、アタマが下がるばかり。
とにかく、一枚一枚、どれも興味深く、面白かったです。昔の女性達は、なんてクリエイティビティが高いんでしょう。自分達でなんでも作った時代なのだから、当然といえば当然なんでしょうが、日常に、少しでも自分達が素敵と思えるものを組み込んでいたような、刺しながら、きっと顔がほころぶ瞬間があったんじゃないかと、そんな気がしました。足袋に刺し子が施してあるのは、ちょっと真似してみたい!と思うくらい可愛かった。
こういう展示で、いつも思うのは、「触りたい」!ということ。あと、裏側が見たい(笑)私が展示する側だったら、一枚くらい裏側も見れるようにしちゃうな・・・。触るのは、保存のこともあるので無理としても。
手仕事を満喫したあとは、何も決めていなかったのですが、せっかくだから井の頭線で吉祥寺へ。美味しい生パスタ食べたり、気になるお店を見つけては、入ってみたり。ローズベーカリーで、パウンドケーキ買うか、しばし迷ったり(結局諦めた・・・)、粒あんたっっぷりのたいやき食べたり♪帰って来てから、吉祥寺といえば、ダンディゾンがあった!と思い出しました。パン好きの私としては不覚・・・。今度また遊びに行こう。そうしよう。
ぽかぽかな陽気だった今日は、明るめの着物にしてみました。
都忘れの総絣柄の大島紬に、帯も大島で、ツイードのような織地の袋帯です。帯揚げと帯締めは、秋っぽい色を入れて。
絣がにぎやかなので、シンプルなぼかし染めの帯は、相性が良いですね。
<どこか似ている>
先日、サインをいただいた、三國万里子さんの新刊が、とても素敵だった。
作品の数は、少ないけれど、編み物の生まれる現地へ行って、空気を吸い、糸を紡ぐ人たちや、編む人たちや、愛された編み物たちを見て、三國さんが瑞々しく感性を満たしている様子が素敵だったのです。
特に、ニッターのケイト・デイヴィスさんとのページが良かった。林の中を一緒に歩く2人の後姿がどこか似ていて、不思議な共感が2人の間にはあったのかなぁ、と思いました。
海鳥のカーディガンが好き。編みたい!モヘアの四角ショールもいいなぁ。・・・ああ、本当に三國さんの言うとおり、編み物はキリがない遊びのようです。
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