2013年9月23日月曜日

秋風にムズムズ。

前日に大騒ぎしたせいか、なんだか鼻の調子がおかしかったこの日。

読み終った本を返しに図書館へ。読んでみたい本が戻ってきているのも確認できたので、それを借りるのもかねて。
読み終わったのは、『樋口可奈子のきものまわり』

文章は清野恵理子さんによるものですが、樋口さんの綺麗な着物姿が堪能できます。特に、表紙の田島拓雄さんが織った真っ白な紬はきれい~。田島さんのは、いつか本物見てみたい。
着方が森田空美さんぽいな、と思ったら、「着付け:森田空美」とクレジットにお名前がありました。

そして借りたかったのは西條剛央『人を助けるすんごい仕組み―ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか
くしくも、ほぼ日繋がりですね。東日本大震災から2年半が経ちました。あの日のことが希薄になりつつある今の時期に、最前線でできることをしようとした人の記録を読んでおきたいと思ったのです。本の中で語られている言葉は、今でも充分に重く、生々しいです。

くしゃみしっぱなしの身体を緩めたくて、久しぶりにお茶しよう、という気分になりました。弱っている時は、コーヒーよりも、温かい紅茶でしょう!ということで、図書館近くの「ディンブラ」という紅茶専門店へ。随分前にお邪魔したことがありました。
静かな、良い香りのする店内で、たっぷりと美味しい紅茶がいただけます。シナモンミルクティーをお願いしたら、ミルクティーのポットに、シナモンスティックが付いてきました。ちょっと贅沢な気分で、ゆっくりのんびりいただいてきました。ワッフルやケーキも美味しそうなんですが、紅茶にはお茶うけのクッキーが付いていたので、おやつは、それで充分でした。

その後は、バンカンさんの催事へ。西陣の熊井先生にご挨拶してきました。
相変わらず大量の珍しい帯が並んでいました。今回は、モール糸を織り込んだものが可愛かったです~。
ご縁があれば、また、いつか。

すっかり秋らしい風が吹いていた、今日の着物はこちら。
グレー地にピンクの縞が入った塩沢紬に、藍の紅型帯です。
紅型は、やまとさんの催事で気に入ったもの。栗繭の紬地に、スズメと”シーシーダマ”の柄。
この、”シーシーダマ”、沖縄言葉なのですが、最初、「この柄の植物は?」の問いに、沖縄作りべの会の方が、
「沖縄では、シーシーダマっていうんだけど・・・本土では何て言ったっけな~?」
「木の実ですか?」
「違う、違う。子供のときに、お手玉に入れたり、ビー玉みたいにして遊んだりするんだよ」
「???」
しばらくその場で、皆”シーシーダマ”を唱えていたのですが、会長さんの「はと麦のことだよ」の一声で解決しました。なんとも、可愛らしい帯柄にぴったりの出来事でした。
紅型の藍は、本土のような蓼藍ではなく、岩絵の具の藍、つまりラピスラズリです。鮮やかな藍のグラデーションが本当に綺麗で、ご縁いただけて良かったな~と思います。初夏にも合わせてみたい帯なので、来年を楽しみにしてます。

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